全世界の75%のタミフルを消費している日本。2位のアメリカが約20%なので、その割合の違いが分かると思います。日本はなぜこんなにもタミフルが流通しているのでしょうか?そんな疑問を当サイトで解決していきたいと思います。

タミフル消費大国日本

気管支炎を併発するインフルエンザにはタミフルを処方

インフルエンザの治療薬として認知度のあるタミフルは、ウイルスに感染してから48時間以内に服用すれば、重症化を防ぐことができると考えられ、病院で処方してもらう必要のある薬です。
タミフル以外にも吸入タイプのものや点滴タイプの治療薬がありますが、どの薬を処方するかというのは、担当の医師が決めるので、必ずタミフルが処方されるという訳ではありません。

風邪と似ているインフルエンザですが、症状を引き起こすウイルスの種類が異なります。通常の風邪は喉の痛みや咳、鼻水などの症状が現れるのに対し、インフルエンザは、40度近い高熱が急にでるのが特徴です。また筋肉痛や関節痛も強く現れ、この症状が5日間ほど続きます。
また肺炎や気管支炎を併発することもあり、重症化すると心不全や脳炎になることもあるので、高齢者や小さな子供は特に注意が必要となります。
インフルエンザによる感染性の気管支炎は、コンコンという乾いた咳が出た後、しだいに痰がからんだゴホンゴホンという湿った咳に変化します。炎症がひどくなると気管支が狭くなり呼吸困難を起こすことがあるのせ、注意が必要です。

タミフルは経口型の治療薬で、インフルエンザA型、B型どちらにも有効です。症状が出始めて48時間以内に服用すると効果的とされ、ウイルスの増殖を抑え、症状を早く回復できると考えられています。
ただ48時間を過ぎてしまった場合には、効果がないと考えられるので、無駄な薬剤が処方されないように注意が必要です。
メディアなどでは、タミフル服用後に異常行動を起こすことがあると、一時期話題になりました。ただタミフルとの因果関係は明確ではなく、タミフルを服用していない患者にも一定の割合で異常行動の事例が確認されていることから、異常行動はインフルエンザによるものだと考えられています。
そのためタミフルを必要以上に恐れる必要はなく、正しく服用すれば効果的な治療薬といえます。